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昇仙峰レポート

行程:山陽道ガード下駐車地(12:50)→登山口(12:53)→大将軍説明板(13:05)→あと200m看板(13:32)→山頂(13:40)→休憩(14:00)→登山口(14:25)→山陽道ガード下駐車地14:30()
標高:261m

山口県周南市戸田
2013年01月10日
本日の行程図>>>クリック
 地下上申によると,「この山麓に往古正仙坊という寺があった。それ故にこの山を正仙坊山というようになった」と記してある。その後の変遷でいつの間にか昇仙峰と言われるようになった。
 頂上から一望できる徳山湾は風光明媚で,今はハイキングコースに利用されるが,昭和13年4月,徳山湾が海軍徳山要塞の裁可を受けてから終戦まで,徳山港防衛の要塞として徳山要港警備隊戸田照聴所があった。
 今でも山頂付近には,探照灯台,砲台や,兵舎跡などの施設が多く残り,平和な戸田地区において数少ない戦争の傷跡を残す山でもある。
昭和六十三年三月
(戸田地区コミュニティ推進協議会の案内板より) 
麓から昇仙峰の全景 徳山西インターのガードをくぐり 左手の空き地に車を停めます。
反対側の道に入ります。 左手に山頂が見えています。 高速道路の下り線の合流路に沿って歩きます。
左側が少し膨らんだ場所に、 登山口があります。 画像クリックで拡大します。
昇仙峰の由来。
公団道路敷 この坂は急です。 頂上へ1.2Km
高度を上げ振り返ると、 山陽道が俯瞰できます。 画像クリックで拡大します。
ここは左手に歩きます。
この舗装道路も急登・・・ 登りきると階段が見えてきます。 大将軍の案内板があります。
階段の道は自然に戻っていました。
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経塚があったそうです。
舗装道路を歩いていくと、 舗装が切れて山道になります。
切通しを過ぎると・・・ 平坦な道になります。 しばらく平坦な道が続きます。
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少し登りかかると山道に石畳でしょうか・・・?
鞍部まで登りきると右に折れます。 空が近くなります。
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あと200mの案内板です。
ここを過ぎると視界が開けます。
トイレがあります。軍事施設の一部だったのでしょうか? さらに登ると、 画像クリックで拡大します。
コンクリートの基礎が2箇所あります。
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「憩いの家」、これも戦時中の兵舎跡です。
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「憩いの家」の内部
「憩いの家」の内部
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いよいよ山頂です。 標高261m
パノラマはこちら>>>クリック 画像クリックで拡大します。
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三等三角点
砲台跡・・・?? 山頂広場
探照灯台の台座跡 登ってみると・・・ 画像クリックで拡大します。
九州が見えます。
四郎谷方面への下山道、
少し荒れています。
山頂の祠。 今日はピストンで帰りました。
徳山の美術館で安野光雅展が1月14日までということで急遽出かけました。
展覧会は2時間もあれば見て回れそうなので、近くに登山できそうな山を探しました。昇仙峰というハイキングコースに利用される山で海軍の施設があり、その施設が残っているということもあり登ることにしました。しかし日ごろの不摂生がたたりわずか261mの標高ですが息を切らして登ることになりました。最初は四郎谷方面へ下山し周回の予定でしたが、ピストンで帰りました。歩きやすく手軽に訪問できるよい山でした。春になれば山頂のサクラが見ごろでしょう。